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バー ステイツ コラム 「癒しの泉」  by Calvados
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 チャイコフスキー、交響曲第一番 「冬の日の幻想」!。 投稿者:Calvados 投稿日:2012/01/21(Sat) 21:21 No.1262  


 もう、ずいぶん昔のことだが、
映画「屋根の上のバイオリン弾き」、という映画の音楽に痛く「感心した」ことがあって。

 それから時がたち、
「スターヴォーズ」という映画が世界中で大ヒットする中、私を驚かせたのは、
最後のクレジット、タイトル・バックで、このSF映画の音楽を作曲したのが、

 「ジョン・ウイリアムズ」作曲と書かれて「屋根の上のバイオリン弾き」と同じ作曲家だったことで。!!


 そしてそれから後、映画「シンドラーのリスト」で、
この素晴らしい音楽を書いた作曲家を見過ごすまいと、

 ハンカチでこみ上げてくる涙をふき取りながら、クレジットを見ると、
またしても「ジョン・ウイリアムズ」作曲と有るではないか!!。

 それからしばらくして、「ハリー・ポッター」を見たとき、
いかに鈍感な私でも、これは最後のクレジットを見るまでもなく、
「ジョン・ウイリアムズ」の作曲だろうことは推測がつき、果たしてやはりその推測は当たっていた。!


 さて本題に移ろう、
私はチャイコフスキーの音楽、特に冬に聴く彼の音楽には、

 シベリアやユーラシア大陸とでも言うべき「大地」の「絶望的・広さ」を感じ。
そこで生きていく「人間の懐の深さ」こっけいっさといったものを聞き取ることができる。

 この一番のシンホニーは出だしの主題から民族音楽が持つ独特な気分があって、
第二楽章に至っては、世界中にこんな音楽を作曲したのはチャイコフスキーしかいないほど独特である。


 先に紹介した「ジョン・ウイリアムズ」という映画音楽の「巨匠」は。
私に云わせると、映画音楽に措ける「現代のチャイコフススキー」を彷彿させる、

 実に「同じ香りのする」作曲家の「大家・巨匠」です。

 私だけだろうか?、ハリーポッターの音楽を聴いて
「くるみ割り人形」の音楽を聴きたくなるのは、
・・・・・・
 また、スター・ヴォーズを聴いて、「イタリア奇想曲」を聴きたくなるのは。・・・・・・

 シンドラーのリストを聴いて、
「アンダンテ・カンタービレ」を聴きたくなるのは?。



Re:  チャイコフスキー、交響曲第一番 「冬の日の幻想」!。 鯨飲酔公 - 2012/01/22(Sun) 18:56 No.1263  


Calvados氏の以前のコラムでアンドレ・プレヴィンの
事をお書きになられていましたが、プレヴィンと同様
にこの御仁、実はジャズピアニスト出身でして、
ロバート・アルトマン監督の「ロング・グッドバイ」
でのサントラでその片鱗をうかがい知ることができます。

スピルバーグ作品での印象が強い作曲家ですが

ジョン・フランケンハイマー監督、ロバート・ショー
主演の「ブラック・サンデー」(トマス・ハリス原作)

ブライアン・デ・パルマ監督、カーク・ダグラス主演
の「ヒューリー」

などのサスペンスドラマでも印象に残るスコアを提供
しています。一見(一聴?)の価値はありますよ。





Re:  チャイコフスキー、交響曲第一番 「冬の日の幻想」!。 ちゃぶ - 2012/01/22(Sun) 20:59 No.1264  

この話題は、まず鯨飲酔公さんが返信されないと
書けないや と思っていたところ、お書きになられた
のでやっと続けられます(笑)。

同姓同名のギタリストもいらっしゃいますね。
映画『ディア・ハンター』(1978年、アメリカ)の
テーマ曲「カヴァティーナ」(Cavatina)の演奏が
有名ですが、恥ずかしながら当時は作曲家のジョン・
ウィリアムズが余技で?弾いているものとカン違い
していました。作曲家の方は、ピアニスト出身だった
のですね。
いつかまた、Calvadosさん、鯨飲酔公さんと
語り合える贅沢な時間が持てたらと、今から楽しみ
にしています。


訂正及びちゃぶ様 鯨飲酔公 - 2012/01/23(Mon) 14:09 No.1265  


 10行目の
 「ヒューリー」は
 「フューリー」の間違いでした。

 それとちゃぶ様、私も「ディア・ハンター」
 のジョン・ウイリアムスでカン違いした口でした(笑)。
  


Re:  チャイコフスキー、交響曲第一番 「冬の日の幻想」!。 states - 2012/01/23(Mon) 14:29 No.1266  

くるみ割りを聴きつつ、
「ハリーポッター」のことを思い出した先週末!
ありがとうございました。
的確、懇切なる解説をしていただいて、
面白みがいや増しました。

音楽の持つ構成、色調、匂いに
その作曲者の音楽的出自を感じ取るあたり、
さすがはCalvadosさんですね。


Re:  チャイコフスキー、交響曲第一番 「冬の日の幻想」!。 Calvados - 2012/01/28(Sat) 19:10 No.1267  

 鯨飲酔公さん。
さすが、よくご存知ですね!。

 「ジョン・ウイリアムズ」とスピルバーグ監督との名コンビは、
私が知るほど、有名なことですが、

 他の監督で「サスペンス」を撮った映画の音楽を手がけていたとは知りませんでした。

 また、教えて頂いた、サスペンス映画の「主役」が凄いですね。
カーク・ダグラス!、ロバート・ショウ!。いったいどんな音楽なのでしょう?。

 私的には、スピバーグ映画「ジョーズ」の時のジョン・ウイリアムズが聞かせた、
地の底から湧き上がる音楽で、見事に「鮫」の恐怖心を捕らえていたのが印象的だったのを覚えています。

 これからもまた、ご教授!。よろしくお願いします。

 返信ありがとうございました。


Re:  チャイコフスキー、交響曲第一番 「冬の日の幻想」!。 Calvados - 2012/01/28(Sat) 19:24 No.1268  

 ちゃぶさん。
同姓同名のギターリストがこの世に存在していて、

 なおかつ、あの名作映画「ディア・ハンター」の、
ギターで弾く、テーマ音楽を演奏していたとは知りませんでした。

 それにしても、ディア・ハンターのテーマ音楽は本当に良い!!。
映画のラスト・シーン!!。

 あすこで、歌われる「ガッド・ブレス・アメリカ」の歌声と共に。
全編に流れるギターソロと「映画の内容」が見事な「フーガ」を‘奏でて’いました!!。

 返信ありがとうございました。


Re:  チャイコフスキー、交響曲第一番 「冬の日の幻想」!。 Calvados - 2012/01/28(Sat) 19:38 No.1269  

 statesさん。
 
 「夢と規模の大きさ」、
この二つを兼ね備えていて、かつ「分かりやすい」音楽!!。

 ジョン・ウイリアムズとチャイコフスキーの大きな共通点です。

 どちらも「音楽史上」音楽の分野こそ違え!。
歴史に残って行き続ける。「人気」がある作曲家ですね。

 外に出かけるには「コート」が必要な寒い季節。
チャイコフスキーの音楽に透明度が増し!。

 彼の音楽の底で「赤々と燃える」炎までも
透明な、輝く光となって、聞き手に迫る!。音楽。

 この作曲が人気が有るわけです。

 返信ありがとうございました。


Re:  チャイコフスキー、交響曲第一番 「冬の日の幻想」!。 ちゃぶ - 2012/01/30(Mon) 22:03 No.1270  

少し遅いですが、追記します。

Calvadosさんが先日取り上げられていた、
アンドレ・プレヴィンは、今回の主人公のジョン・
ウィリアムズと、クラシック・ギタリストのジョン・
ウィリアムズの両方と関わりが深いのですね。いずれ
も、ジャズが絡んでいる感じもします。

先ず、ギタリストの方。残念ながら聞いたことが
ないのですが、プレヴィンは彼のために1971年に
ギター協奏曲を作曲。クラシック基調ながら、ジャズ・
バンドも加わる変わった構成だそう。

そして、今回の主人公、映画音楽作曲の大家の方。
1977年に、自作のスター・ウォーズのテーマを、
ロンドン交響楽団を指揮して、彼にとっても最大の
ヒットを記録。これは、ジョン・ウィリアムズと、
当時ロンドン交響楽団の主席指揮者だったアンドレ・
プレヴィンが友人だったから実現。プレヴィンも
ウィリアムズもジャズ・ピアニスト出身だったから、
そのつながりで知り合ったのかなと、勝手に想像。

ちなみに、ジョン・ウィリアムズが音楽を担当した
シンドラーのリストのサントラ盤のジャケット写真
には、ジョン・ウィリアムスとアンドレ・プレ
ヴィン、ミクロスローザ(映画ベン・ハーの音楽で
有名)の3人が指揮棒を持って一緒に写っています。



 「運命はかくのごとく‘勝利’を得る!。 「ベートーヴェン交響曲5番 ‘運命’」 投稿者:Calvados 投稿日:2012/01/03(Tue) 17:53 No.1258  


 ”新年あけまして
     おめでとうございます”。


 昨年は「東日本大震災」という数百年に一度の地震と大津波に襲われ、
私自身も暮れに母が急死して、今でも気持ちの整理がつかず、神経の休まる夜がありません。

 暮れは「バッハ」の音楽に癒しを乞い、
とてもベートーヴェンの第九を、聴く気にはなれませんでした。

 しかしながら、この交響曲5番「運命」を先ほど聴いてみると、
これが、思いのほか「希望の‘光’が見える」音楽なのに、

 今もって感じ入ったしだいです。

 私は、兼ねてよりクラシック音楽は、「有名な曲の一部」だけを聴くのも良いが、
全曲を聴くのが、最も好ましく、

 作曲家の「こころ内」が全曲聴くことで、伝わるものだ!!。と言ってきました。


 この名曲は、第二次世界大戦中や、その前後でヨーロッパで盛んに演奏され、
平和な世に移行して、以前ほど多くは演奏されなくなった「世紀の名曲」です。

 平和な世の中では演奏されなくなった作品ですが、

 先の戦争で、疲弊し「生き残った人々」を「明日への希望」へと導いたシンホニー中のシンホニーです。


 本年も例年同様、‘癒しの泉’をよろしくお願いします!。・・・・・


  (この5番の演奏には‘名演が多く’存在しますが、
1945年5月25日録音のフルトヴェングラー・ベルリン・フィルのライブ、
ジョージ・セル指揮クリーグランド管弦楽団、
カール・ベーム指揮ウィーン・フィル、 などが私が好む演奏です。)



新しい、今へ。 states - 2012/01/04(Wed) 04:29 No.1259  

多言を弄することはいまさらながらに憚れますが、
Calvados様の心中、深く察するものです。

人類的な、大きな手当・救済よりも、
より個的かつヒューマニックなその
5番に、私も幾度となく力を貰ったことでしょう!


Re:  「運命はかくのごとく‘勝利’を得る!。 「ベートーヴェン交響曲5番 ‘運命’」 ちゃぶ - 2012/01/04(Wed) 21:14 No.1260  

英国王のスピーチ でも、第五は特に印象的な場面で使わ
れていましたね。映画では「さわり」しか聞けませんが、
劇場で感動した気持ちをそのまま自宅に持ち帰り、
全曲通して聞くと感動はひとしおです。
私の貧弱だったクラシック音楽のコレクションは、
Calvadosさん、statesさんのおかげで
それなりに豊かになりました。

Calvadosさんの気持ちが少し落ち着かれ、
また素敵なコラムを読ませていただくのを、
ゆっくり楽しみにお待ちしています。


私も 鯨飲酔公 - 2012/01/13(Fri) 18:01 No.1261  

ちゃぶさんと同様、Calvadosさんの博覧強記ぶり 
に満ちたコラムを楽しみにお待ちしています。

本年もよろしくお願い致します。


 「コンソメとカラス」 タイユヴァンの‘コンソメ・リゾット 投稿者:Calvados 投稿日:2011/10/25(Tue) 18:59 No.1253  


 パリ・オペラ座の幕が引くと、
カーテンコールの主役はオペラ同様「マリア・カラス」であった!。

 歌劇場を揺るがす、「歓声と称賛の嵐」の中、
彼女は何回ともなく、ステージの呼び出される。

 そしてカラスは、パリオペラ座引けると、歌劇場から、
あの行きつけ、老舗三ツ星レストラン「タイユヴァン」の「いつもの席」へ向かうのだった!!。


 そこで、カラスの為にいつも給仕され、出されたものは、・・・・・

 「コンソメで料理された・リゾット」だった。


 そこで私は、この逸話をよくご存じで、
自身、パリで修業された熊本の「名シェフ」に、無理をお願いして作って頂くことにした!。

 シェフは出来だけタイユヴァンのレシピを、熊本で入手できるだけ仕入、
カラスの、その味に近いものを再現して頂いた。・・・・・・

 そしていよいよ、その日が来た!。

 前菜、 コンソメ、 カラスの‘リゾット’、主菜、 デザート。のコース料理持仕立て!!。

 我が目的は「カラスのリゾット」ながら、
先に出された、「コンソメ・スープ」を一口飲んだ(食べた)時、・・・・・・・

 これは、「コンソメ」じゃない!、 これが「コンソメ」なのか、と驚いた!。


 深い、琥珀色のスープには「奥がある」。 

 深淵の底から湧きあがる香りと、その味は「悲しみを湛え」ているかのよう。・・・・・・・・

 これはスープというより、「料理」である。


 そのコンソメで仕上げた「リゾット」には、皿一杯にコンテ(チーズ)が振りかけてあり、

 一口、また一口と味の深さに「手が止まらない」。

 なんという「リゾット」だろう!。

 しかし、こういう味に引き込まれてはならない、・・・・・・

 このリゾットは、‘魔力’がある。

「悲劇とは、一方で、人生最大の‘魅惑’」を秘めていることに、「気づかされる」。そんな味がする。



 海運王オナシスを愛人とし、オペラ座のプリマドンナ、三ツ星タイユヴァンの常連!。

 すべてが「最高級」のものに囲まれて、生きた人生を、垣間見た、「カラスのリゾット」だった!。

 
 Mシェフ、ありがとうございました。



素晴らしいですね! states - 2011/10/26(Wed) 09:48 No.1254  

J.ロブションのもと、おそらく「ジャマン」にて
修行の日々を送った前田さんですから、
そのパフォーマンスは想像に難くありません・・・。
ディナーの後、
ステイツにてカクテルをお召し上がりでした。
存分な充足感を、お言葉の端々に感じておりました。

辻静雄氏の「胡瓜もみ」を、至上の逸品と評する
名指揮者を思い出しました。
大阪フィルの朝比奈氏です。
氏の著書にて縷々なる述懐を読みました。
辻氏もMOFを名誉授章されているそうですね。

日仏の懸け橋ともいえる前田さんが熊本にて
レストランを開業されているということに、
天恵を感じます。
「なぜ熊本で?」という質問を、
関西の方から受けたことがあります。
「それは、わかりません」と、私は答えました。

辻氏、前田さん、ロブション・・

「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」に、
行ったことがあります。六本木ヒルズにある店です。
マッシュポテトに舌鼓、スペイン風意匠を凝らした
料理の数々に驚いたものです。
そこのカウンター、数寄屋橋次郎のカウンターの幅を、
そっくり真似たそうです。
その、ゲストとの距離感。空気感を真似たそうです。

日仏の魂のまぐわい、とでも言いましょうか?
物凄く高いレベルの、料理の世界ですね。

前田さんが居て、その料理の心を読み取れるゲストが居る。
料理に音楽や歴史、憧れが投影され、
更なる深化を遂げてゆく・・・。
素晴らしいですね。

ありがとうございました。


Re:  「コンソメとカラス」 タイユヴァンの‘コンソメ・リゾット Calvedos - 2011/10/26(Wed) 14:17 No.1255  


 statesさん。
私は、この年で世界中のB級グルメを中心に
それなりに、食してきたつもりですが。

 驚くべき味というものは、
まだまだ、数限りなく存在することを、「思い知らされました」。・・・

 日本に伝わる西洋のレシピを再現して、
日本で作られた西洋料理を食べる、美味しさもさることながら。

 やはりフランス、パリで修業し、そこで「覚えて」きた「味覚」というものを、
「Mシェフ」は良く知っておられる!!。

 そういう体や舌を使って全身で覚えた‘味’という「文化」。・・・・・

 いや〜、Mシェフの見事なパホーマンスに「感服」したしだいです。

 
 statesさん同様、
あなた方が、なぜ「熊本」にお店を開いているのか?。・・・・・

 私なりに云わせて頂くと、
「それは、‘熊本’だからですよ!!」と。 答えが返ってきそうですね!。・・・・・・・

 返信ありがとうございました。
 


Re:  「コンソメとカラス」 タイユヴァンの‘コンソメ・リゾット ちゃぶ - 2011/10/26(Wed) 23:21 No.1256  

Mシェフ、statesさん、そしてCalvedos
さん。おかげで熊本の夜は楽しく、豊穣です。

今夜はモーツァルトの協奏交響曲を聴きながら、自宅で
飲んでいますが、また、ごく近いうちにMシェフの料理、
statesさんの注ぐシェリー、Calvedosさん
の幅広いお話を堪能できると思うと、一段と音楽も酒も
味わいを増すようです。


Re:  「コンソメとカラス」 タイユヴァンの‘コンソメ・リゾット Yoshinori Maeda - 2011/10/31(Mon) 12:39 No.1257  

こんなにもお誉め頂いてありがとうございます。

私は、カラスの生の歌声を聴いてはおりません。
全てレコードとCDです。
私の生まれた年の「トスカ」で引退されてしまいましたから・・・
ミラノ・スカラ座の後は「サフランのリゾット」が定番だったようです。

11月もご期待に添えるよう思案しておきます。


 「愛の逃避行」 プレビン指揮 ラフマニノフ交響曲第2番 投稿者:Calvados 投稿日:2011/10/08(Sat) 19:46 No.1244  


 フランク・シナトラ!!といえば。
アメリカを代表する、「歌手・エンターテナー」。

 「ニューヨーク・ニューヨークや、何といっても‘マイウエー’」の世界的ヒットで知らぬ人はいないでしょう・・・・。


 また彼はその「名声」と共に、イタリアン・マヒィヤとの黒い噂が、生涯付きまとった人物でもありました!!。

 そのシナトラの妻!、を寝取り。「駆け落ちした男」がいたとしたら?!!。・・・・・・


 そんな事をしたら、どうなるか?   命が幾つ有っても足らないと考えるのが普通でしょう。・・・・・


 しかし現実に、それを実行した男(指揮者)がいた。   「アンドレ・プレヴィン」という指揮者である!!。・・・


 ここで、事のてん末を語るつもりはない。
彼は二人でイギリス、ロンドンへ逃れ!。 そこで一つの録音を行った。・・・・・

 「ラフマニノフの交響曲二番」である!。

 この「世紀の名盤」はクラシック・ファンの中ではこの曲のベスト盤として名高いが、
シナトラとの一件は、意外と知られていない。・・・・・・・

 さてこのシンホニーは、四つの楽章から出来ていて、
この曲の中心となるのは、何といっても「第三楽章」である。

 この感情楽章は、曲の始まりから少しして「クラリネットのソロ」が約三分近く続き、
後をオーケストラが引き継ぐといった構成になっている。

 ところで、プレヴィンの指揮で聴くとクラリネットの‘深く陰影に富んだ’、その節回しが他の演奏と違い、
「普段忘れている、愛の時めき」を思い出させてくれる。・・・・・

 続けて演奏される、管弦楽による「甘美な旋律」が何度も心を揺さぶり、いやが上にも気持が高揚してきたところで!。

 音楽は再び、あのクラリネットの節を、
今度は弦楽器のフルパートで奏でだす時!!。  私たちは確信する!!。

 「愛の美しさ・幸せの大きさ」そして「人の・高貴さ」を。・・・・・・・・・・


 いい大人が、‘地位も、名誉も、財産も’、捨ててまで。指揮者プレヴィンがそれらと引き換えにしたもの!!。


 この演奏からは、
人生の勝利の歌声が「溢れる涙!」とともに「深い・共感と哀愁」をもって聴こえてきます!。・・・・・・・

 オーケストラはロンドン交響楽団。



早速、入手をいたしました! states - 2011/10/09(Sun) 13:56 No.1245  

アンドレ・プレヴィン、ロンドン交響楽団の・・。
はやる気持ちをおさえております。
楽しみでなりません。
ありがとうございます。
不肖私、そんな名演の存在すら知りませんでした。
(オーダーしてしまった後なのですが
    完全全曲演奏盤で、良かったのでしょうか?

・・プレヴィン氏とファロー女史の愛の綾糸のような、
そんな音楽が聴こえてきそう・・

先日、N響の保存映像で
客演指揮をしてらっしゃる氏を拝見、
素晴らしい演奏に酩酊したものです。

そういえば、Statesに、シェリー・マン(ドラマー)の
リーダーアルバムがあり、そのレコードにはクレジットに
アンドレ・プレヴィン氏の名があります。
「My Fair Lady」というアルバムなんですが。
なかなか素敵なスウィングを聴かせてくれます。

ありがとうございました!


Re:  「愛の逃避行」 プレビン指揮 ラフマニノフ交響曲第2番 ちゃぶ - 2011/10/10(Mon) 20:31 No.1247  

>リーダーアルバムがあり、そのレコードにはクレジットに
>アンドレ・プレヴィン氏の名があります。
>「My Fair Lady」というアルバムなんですが。
>なかなか素敵なスウィングを聴かせてくれます。

 昨夜、STATESで聴かせていただきました。
ピアノが主役のような、華やかで軽やかなスウィング感
が心地良いです。


今日、プレヴィン指揮のラフマニノフの交響曲3番を求め
ようとネットで検索。

今や、熊本でクラシックのCDを潤沢に置いているショッ
プは皆無。
ダウンロードは、コピー防止がかかっていて、iPodに
移すのに手間がかかったり面倒なのでパス。
CDを扱うネットショップの中には、最寄の指定したコン
ビニに預けてくれるところがあるので、それにしました。

まず、プレヴィン指揮の同曲のCDは、3枚あることが判
りました。

1.1966年(4月)録音 ロンドン交響楽団
   カット版
2.1973年録音 ロンドン交響楽団
   完全版。
3.1985年録音 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

 他に、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団指揮のライ
ヴもあるようですが、良く調べたら海賊版とのことで、
除外。
 
 2が最も有名で手に入りやすいようで、これを注文。
statesさんが先に注文されたのもこれですね。
数日中には届くそうで、楽しみです。

 プレヴィン、シナトラ、ミア・ファローとも、婚暦だけ
でも数回ある、私生活も華やかな人たちですが、この3人
の間で鞘当てがあったとは。
上記2の録音時(1973年)には、プレヴィンとファローは
結婚していたので、そのようなドラマは上記1の録音時
(1966年。シナトラとファローが結婚した年)にあった
のでしょうね。
1966年版もかなりの名演のようで、是非欲しかったので
すが、残念ながら廃盤で入手不能。でも、1973年のが
もうすぐ届くのです。
当分はこれを聞き込むことにします。


Re:  「愛の逃避行」 プレビン指揮 ラフマニノフ交響曲第2番 ちゃぶ - 2011/10/10(Mon) 20:35 No.1248  

>今日、プレヴィン指揮のラフマニノフの交響曲3番を求め
>ようとネットで検索。

 勿論、2番 のタイプミスです。

 先日も、バーテンダーの独り言にて大いに書き間違え、
今回もまた。私にとって、ラフマニノフは鬼門なのかも
(泣)。


Re:  「愛の逃避行」 プレビン指揮 ラフマニノフ交響曲第2番 鯨飲酔公 - 2011/10/11(Tue) 11:36 No.1249  


 いつも楽しく拝読しております。
 アンドレ・プレヴィンの名前が出て嬉しくなったので
 初めて返信させて貰います。

 小生にとってのプレヴィン氏は

 ・ビリー・ワイルダー監督中期の作品のスコアを提供

 ・チャイコフスキーの生涯をダークサイドから描いた
  ケン・ラッセルの大怪作「恋人たちの曲 悲愴」
  での劇中に流れるチャイコフスキー作品の指揮

 といったところが印象に残っています。
 
 Calvados氏の書かれたミア・ファローとのエピソードは
 そのままワイルダー監督が映画化しても面白そうですね。
 
 ワイルダーとのコンビ3本目「ねえ! キスしてよ」
 はシナトラの弟分、ディーン・マーチン主演だったので
 もしかしたら、その縁でシナトラ夫妻と知り合って
 そこから二人は・・・・という展開だったのでしょうか?

 ご存知でしたら年末にはSTATESに来ますので、もしお会い
 出来たら逃避行の顛末も教えて下さい。










Re:  「愛の逃避行」 プレビン指揮 ラフマニノフ交響曲第2番 Calvados - 2011/10/11(Tue) 14:04 No.1250  

statesさん。
「完全版」を購入してくざさい!。

 彼れ、「プレヴィン」によって、
ヨーロッパ8都市の演奏会を、ラフマニノフの交響曲2番を演奏して回り、

 その、大成功により、
これまで、評価の低かった、この交響曲2番を、
「ラフマニノフの代表作」の一つにまで、押し上げた立役者!となりました。

 プレヴィンはライナー・ノートの中で、
「モスクワのコンサートで、
大衆の中、演奏中にもはばからず、すすり泣く声が聞こえてきた」

「演奏会が終わると、楽屋口に一人の少女が待っていて、
コンサートのお礼と、’リンゴ‘を手渡してくれた。」

 「私は、当時食糧事情の悪いモスクワで、そのリンゴをてにいれる為に、
少女がどれぐらい、長く列に並んだか。それを思うと胸が熱くなった。」・・・・・・・


 第三楽章の特に、始めにもまして、「最後の五分近く」ハンカチを手元に置くことを、お勧めします。 


Re:  「愛の逃避行」 プレビン指揮 ラフマニノフ交響曲第2番 Calvados - 2011/10/11(Tue) 17:59 No.1251  

 ちゃぶさん。
私が想像したとうり、プレヴィンの録音を調べられられましたね。

 熊本でのCDの購入ができないわけではありません。
クリスタルはませんのデオデオの二階に少しあります。
また、光の森にこれも二階に数年前にありました。

 しかし、こうなると、「新幹線」で博多天神あたりで買うしか望みが薄いようです。

 
 さて今から、「三十年前」このエピソードをロンドン聞いた時。
当時ロンドン交響楽団の首席指揮者だったプレヴィンの演奏会を聴きにいった、
印象が、これまで、日本で考えて思っていたものと、

 180度違う解釈に聴こえてきました。

 こういった、
スキャンダルを嫌いじゃないロンドン子達に、プレヴィンはとても人気がありました。

 たしか、客席に「バレンボイム(指揮者・ピアニスト)」が聴きにきていました。

 もしかしたら、ニューヨーク・マフィヤに紛れて、
「ミックジャガー」も客席に居たかもしれません??。・・・・・

 秋の夜長!!。
ラフマニノフはいかが!!。・・・・・・・・・・


Re:  「愛の逃避行」 プレビン指揮 ラフマニノフ交響曲第2番 Calvados - 2011/10/11(Tue) 18:29 No.1252  

 
 「鯨飲酔公」さん。
おそらく、初めて「癒しの泉」に返信して頂き。
ありがとうございます!!。

 ご高名どうり、
大変な映画の「見識と鑑賞の深さ」に、かねがね「尊敬」致しておりました。

 
 ビリー・ワイルダーの中期、
私はあまり詳しくはないのですが、当時の映画作品は、

 ストーリやカットの合わせて、
フル・オーケストラの作曲が「いかにも・クラシック風」で
その意味、映画館で映画を観ることは、・・・・・
 
 一種、クラシックコンサートのような重厚感が(今日と比べて)あったのではないでしょうか?。・・・

 おそらく「プレヴィン」が映画音楽に「参加」することは、
彼がクラシック畑の人間で、かつ、ジャズ・ピアノも「得意」だった為に、

 少し軽めのスイングとして、「映画音楽の・転換期」には、
打ってつけの「音楽家プレヴィン」として、監督の目に止まったのでしょう。


 クラシックの音楽業界と違い!、
ハリウッドの「世界一・華やかな」世界は、ジャングの違う若者には、
当然のこととして、「魅惑的で・誘惑的」だったのでしょう。・・・・・・・

 華やかなパーティーの席で「作曲も演奏もする」プレヴィンという若者は、
ハリウッドという世界に、才能あるアーティストとして「温かく迎えられた」ことでしょう。

 この世紀のスキャンダルは、起こるべくして起きた!。
といってもよいかもしてません。

 今日は、返信ありがとうございまいた。


 井上陽水 「氷の世界」 オマール・フェスタ! 投稿者: Calvados 投稿日:2011/09/20(Tue) 22:19 No.1239  

 
 オマール海老尽くしの、ご機嫌なコース料理!!。

 メイン・ディシュの美味しそうなオマールが運ばれてきたとき。
「先のオマールの冷えたパスタも美々でしたが・・・・・
このオマール何処で捕れたものですか?。」 と訊ねた。・・・

 「このオマールは、‘プリンス・エドワード島’で捕れたものです。」


 プリンス・エドワード島!!。

 私たちは、「赤毛のアン」で有名な島で、オマール海老が捕れることをこの時初めて知った。

 私は相手の友人に思い出話しを始めた。



 「赤毛と云えばね、私が赤毛の女の子を意識して見たのは、ロンドンだったな〜。」・・・・・

 「ロンドンのビクトリア・ステーションの脇の道で、
‘赤毛の女の子’いてそれは見事な赤毛だった!。」

 「顔にそばかすが沢山あって、気の強そうな女の子だったんだ。」

 「私がなぜ、印象的だったかというと、’リンゴ売り’だったからでね、」・・・・・
「そのかん高い声がで、リンゴはいかが、と道行く人に呼びかける」。

 「日本でいうところの、リヤカーに一杯リンゴを積んで、それを量り売りしていた」。・・・・・

 「何日か通るているうちに、その赤毛の子に、リンゴをもとめると、満身の笑顔でお礼いをいいながら、何個かおまけしてもらった!!」。


 「もうずい昔の話かな〜かれこれ三十年は経つ、赤毛のあの子は今どうしるだろう?」。・・・・


 すると、黙って私の思い出話を聞いていた友人が口を開いた!!。・・・・・・



 「知ってました!。陽水はその頃、ロンドンで‘氷の世界’をレコーディングしてたんですよ!」。


    〜♪窓の外ではリンゴ売り、
         声を枯らしたリンゴ売り〜♪



カタログの歌 states - 2011/09/21(Wed) 12:06 No.1240  

Calvadosさんが世界中を歩かれたことは、
私、よく存じ上げております。
ヨーロッパ、北米大陸、アジア諸国!

モーツァルト歌わせたところの、「カタログの歌」。

世界中の美食を渉猟されたCalvadosさん、
世界中の美女をも、渉猟されたこと必定!

あらゆる毛色の女性が、Calvados様のカタログに
掲載されていることでしょう!

ありがとうございました!


四題噺!? ちゃぶ - 2011/09/21(Wed) 23:04 No.1241  

私を含め、多くの読者が待ち焦がれた、久しぶりの
コラム、堪能しました。

赤毛、ロンドン、リンゴ売り、陽水。
三題噺ならぬ四題噺を作ろうとしても、
なかなか結びつきそうも無い単語がひとつ
の流れを持ったストーリーになってしまうの
ですから、会話の妙が紡ぎ出した結果は
創作を超えてしまいますね。

氷の世界は、ほぼリアルタイムで聴きました。
ポリドールから発売された「ロンドン録音」
と麗々しく印字されたカセットテープは、
擦り切れそうになるくらい繰り返し聴いたもの
です。

当時からの不思議は、青森でも長野でもない、
福岡出身の陽水が、いったいどこで、リンゴ
売りの声を聞いたのだろう ということです。

ロンドンで、赤毛のリンゴ売りが と聞いて、
謎が解けました。カセットの「ロンドン録音」
という文字が脳裏に浮かびました。氷の世界は、
13曲中8曲が東京、残る5曲はロンドン録音。
スタジオの場所まではわかりませんが、ポリド
ールの親会社であるデッカのスタジオでは。
そして、タイトル曲の氷の世界は、ロンドンで
録音された5曲の中の1曲。
ロンドンの街でリンゴ売りの声を聞き、スタジオ
に入って即興のように作り上げたとすれば、
辻褄が合います。

ところで今回、多くの読者が最も驚かれたのは、
話の展開以前に、Calvadosさんが
クラシックではなく、陽水を取り上げたこと
かも!?


Re:  井上陽水 「氷の世界」 オマール・フェスタ! Yoshinori Maeda - 2011/09/22(Thu) 15:59 No.1242  

「グリーンゲイブルズのアン」モンゴメリーの長編小説。
児童対象の小説では無いのですが、児童小説と見られています。

プリンスエドワード島はセントローレンス湾に浮かぶ島。
カナダの沿岸州とは、ノーサンバーランド海峡で隔たれていますが、
コンフェデレーション橋がかけられています。
モンゴメリー自身が住んでいた島としても有名ですが、
料理人の間では、高品質オマールの産地としても有名です。

実は、私の本籍地と井上陽水氏の生まれた地区が同じなのです。
と、いっても面識などあるはずもありませんが。

当時ロンドンでレコーディングなんてかなり珍しいのではないでしょうか?

ヨーロッパは、下通りの野菜売りのおばちゃんみたいな、
野菜売りや果物売りがマルシェとして残っております。
以前はリヤカーみたいな感じでしたが、
現代では、なかなかおしゃれな車や大型のトレーラー等に様変わり。
しかし、人間味があって商店街の雰囲気はとても良いです。

フォークソングはJPOPのクラシックのような位置づけでしょうか。





Re:  井上陽水 「氷の世界」 オマール・フェスタ! red star - 2011/10/02(Sun) 20:52 No.1243  

statesさん元気ですか?
貴方の弟子のタクヤです。
なんか面白い事ないんっすか?
頑張ってください。


red starさん states - 2011/10/09(Sun) 13:59 No.1246  

タクヤくんこそ、元気なの?


 「カラヤン・名盤より!!。」 ベートーヴェン 三重協奏曲 作品56 投稿者: Calvados 投稿日:2011/07/06(Wed) 00:05 No.1232  


 この作品!、どう評価するか?。・・・・・・・・・・

 ベートーヴェンの「傑作の森」といわれる‘中心’に位置し。
エロイカの次に書かれたにも関わらず、日本では「ほとんど、演奏されない」。
‘まぼろし’の作品!!。・・・・・・・・・・

 ここでは、この作品の「出来・不出来」を書くのはよそう!。・・・・

 
 カラヤンは生涯に、二度この作品を録音している。
初めは、「リヒテル・オイストラフ・ロストロポービッチ」とロシアの‘歴史的ソリスト’を迎え、録音をしている。

 二度目は、ヴァイオリンにムター・チェロにヨーヨーマ・ピアノにゼルツァーを要しての録音!!。

 私が面白い!と思うのは後者!。
実は、この取り合わせを実際、生演奏で聴く幸運に恵まれた。(この時はピアノが、ワイセンベルグだった)。

 おそらくこの楽音はこの演奏会の前後に録音されたものと思われる。


 やはり何と言ってもカラヤン!、この人はこの手の作品を演奏させると、
他の指揮者では「安っぽい・作品に聴こえる」演奏を、
堂々たる、名曲に仕上げるその手腕!!は「尋常」ではない。

 それにカラヤンで聴く三重協奏曲はベートーヴェンの作曲の「秘密」を鮮やかに表現している。

 その秘密とは何か?。
ベートーヴェンという作曲家は、一度浮かんだアイディアを何度も何度も構成し、「磨き上げて」作品にしてきた「音楽家」!!。

 そのことを、カラヤンは鮮やかに!魅せ付ける!!。

 ベートーヴェンにしては、「磨きが・ゆるい」主旋律の構成を
 わざと、見せつつ!、
ベルリン・フィルの「和声の厚み」を利用して見事に「補って」いると‘聴かせる’あたり。

 音楽通が唸るような、「見事な・演奏」となっている。


 若き才能に満ちた「テンポを動かす」ヴァイオリンのムター。
安定感がある落ち着きの中に、「鮮やかな・色彩」を遠慮なく振りまくチェロのヨーヨーマ!。

 この二人を「眩しく・微笑ながら」指揮していたカラヤンの姿が懐かしい!!。・・・・・・・



Mojito states - 2011/07/08(Fri) 14:32 No.1233  

私はいまだ聴いたことが無く、
・・・いつかは、機会を得るだろうと思っています。
新しい音楽に出会える喜び!!

昨夜奇しくもプッチーニのオペラ、「蝶々夫人」の
リクエストがあり、statesに用意していたCDは、
カラヤン・ウィーンフィル。
ピンカートンはパヴァロッティ、
蝶々夫人はフレー二でした。
・・・その、嫁入り・輿入れの音楽からして、
夢を見るように美しいのです・・。  

マダムのアリアにて、その、倍音と言うべきか、
あたる言葉がどれなのかは判らないのですが、
言えば、ワグナー「トリスタン〜」で、
物見の塔から注意を促すあの、メゾソプラノ・・
あの、美しくこの上ない、天上の音かくありなんとまで
思い至るあの音。・・愛の夜は降り来たのでした。

ああ、カラヤン!
この上ないものを現出せしめる魔術師よ!

ありがとうございました!

タイトル「Mojito」は、
言わずと知れた、美味しいミントのカクテルです。
アフリカのブードゥーの言葉で、「Mojo」は
魅惑する、虜にするという意味で、
「Mojito」は誘惑者、美しき崇拝の対象・・

不明なるタイトルで失礼いたしました。


Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 ベートーヴェン 三重協奏曲 作品56  Calvados - 2011/07/09(Sat) 00:24 No.1234  

 statesさん。
ジャズや、ロックなどと違い!。

 演奏家の自作自演などというものが存在しない「クラッシク音楽」は、
「好きな作品を、好きな音楽家」を鑑賞することは、
この上ない「至福のひと時」です。

 したがって、同じ作品を数多くの異なる演奏家で聴くことは
これまた、大変に楽しい時間となります。

 今回、珍しく!。
カラヤンという「演奏家(指揮者)」の解釈と、その演奏効果!。
について書いていますが、これは。

 大変失礼ながら、営業中に「ながら・ラジオ」のような聴き方、では、
聴こえてくるものも、聴こえてきません!!。・・・・・・・

 家で本を読むような「真剣さ」が必要です。

 誤解なくいっておきますが、
真剣さとは「楽しく聴く」ということです。

 しかしながら貴方の「文学に対する・造詣の深さ」をもってすれば、
クラシック音楽を聴くほうがはるかに「容易」なものです。

 statesさんは、多忙に加え、
後進の「指導」など日々の生活の中で、たっぷり時間を取って、
私のように音楽を楽しむ時間つ作ることは「困難」とおもわれます。

 「癒しの泉」の私の意見を参考にして、音楽に耳を傾けると、
疲れた体と耳に、吸い込まれるように入っていきますよ?。

 その為に書かせて頂いているつもりです。

 「貴方が作る」美味しい、Mojito!。を、
私がただ、飲むだけで作れないように、・・・・・・・・

 返信ありがとうございました。


Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 ベートーヴェン 三重協奏曲 作品56 ちゃぶ - 2011/07/09(Sat) 13:35 No.1235  

本日購入し、聴きながら書いています。

リヒテル・オイストラフ・ロストロポービッチ の
方ですが。ムターのは有りませんでした。

私が本日寄ったのは、元は外資(現在は日本の会社
が100%出資)の大手チェーン店。思えば、ここ
が熊本に出店したのがきっかけで老舗のレコード
店が幾つも廃業。現在は、熊本では比較的クラシック
の在庫が多いので、それなりに重宝していたのですが、
来月で閉店とのこと。

栄枯盛衰、時の流れを感じます。名曲、名演でさえ、
評価が移り変わったりしますが、没後数十年経って
も人気の衰えないカラヤンはきっと、少なくとも私
が生きている間は忘れ去られることは無いと思いま
す。

おっと、書きながらではカラヤンに失礼ですね。
しばらく音楽に没頭します。


Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 ベートーヴェン 三重協奏曲 作品56  Calvados - 2011/07/10(Sun) 22:49 No.1236  

 ちゃぶさん。
いつもながら、早速探し出し、購入!!。

 そして「直ぐ」聴いておられる。「凄い」!!。

 私はちゃぶんなら、きっと気に入って頂ける、
ベートーヴェンの作品だと思います。

 リヒテル・ロストロポービッチ・オイストラフ!。
この「驚異的ソリスト」との競演を可能にした。
EMIのプロヂューサーの手案と選曲の妙!。

 若い時は、この演奏しか入手が難しく、よく聴いたものです。

 このアルバムを入手された、市内のレコードチェンが閉店なのですか。
市内でこれから私は何処で購入すればよいのでしょう?。

 何でもかんでも「ダウンロード」で、という時代なのでしょうか?。

 失われていく「大きさ」を痛感します!!。・・・・・・

 返信ありがとうございました。


Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 ベートーヴェン 三重協奏曲 作品56 Yoshinori Maeda - 2011/09/01(Thu) 14:18 No.1237  

まだまだ暑い熊本の厳しい残暑。
皆様は体調を崩してらっしゃいませんか?

モヒートにそんな意味があろうとは!
ウィーンフィルの妖しく艶めかしい音色と蝶々夫人は見事な組み合わせですね。

トリオでした。
たまたまこのCDが手元にありきいております。
calvados様の言われる通り、何故に日本では演奏されないのでしょうか?
妙に磨きが甘い主旋律は軽やかさを感じます。
日本のクラシックファンは壮麗な楽曲がお好みでしょうか?
同じ方向性を持った完璧主義者のトリオは聴きごたえ十分なのに・・・・・



マーク・ゼルツァー(MARK ZELTSER)!。」 ベートーヴェン 三重協奏曲 作品56 ちゃぶ - 2011/09/18(Sun) 21:13 No.1238  

マーク・ゼルツァー(MARK ZELTSER)の、これ以外
のCDを探してみました。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
カラヤン指揮 ベルリン・フィル
1979年1月28日、ベルリンでのライヴ
録音状態は悪いそうです。

パリのエンリケ・バティス 2005ライヴ 
エンリケ・バティス指揮メキシコ州立交響楽団
2005年3月5日
の中の、
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲


「エンリケ・バティス中国ライヴ2005」
エンリケ・バティス指揮メキシコ州立交響楽団
2005年9月5日
の中の、
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
スクリャービン:左手のための夜想曲(アンコール)

あまり録音は残っていないようですね。


 「カラヤン・名盤より!!。」 モーツァルト、大ミサ曲、ハ短調・K426 投稿者: Calvados 投稿日:2011/06/28(Tue) 23:58 No.1225  


 この未完のミサ曲は、生前なんとしても「完成」させてほしかった!。

 もし完成されていたなら、間違えなく宗教音楽史上最高傑作に数えられていたただろう!。

 それでもこの作品の価値が下がることはない。
人はよく最後の作品レクエムを指してそういう事をいうが、私はそうは思わない。

 
 カラヤンのこの「名演」は同じザルツブルグ生まれの作曲家と指揮者が、
音楽の求める方向性を同じくして表現した「見事な演奏」である。

 ここでいう同じ方向性とは何か?。
それは「音楽の‘美しさ’」であり。

 そしてその美しさは、「こころを開放」する。

 音楽を聴いていて、私達はその表現の中に「自分と共感」する瞬間とが訪れる時がある。・・・・・・・

 それは季節の「花」と同じように、
四季の中で一度だけ咲くその季節を待ちわびるように、・・・・・・・・

 この演奏とはかれこれ、二十年以上になりますが、
思い出して聴くたびに、いつも可憐に咲いてくれる一輪花を「見せて」くれます。

 圧巻は、「エト・インカルナートゥス・エスト」からサンクトゥスで、
木管の各セクション!!、特にオーボエとフルートの「名士の競演」と、

 何と言っても、「バーバラ・ヘンドリクス」(ソプラノ)の名演!!。

 薄く透明な、絹の光沢を持つベルリン・フィルの「響き」は、
カラヤンが、楽員に求め、その響きを可能にした時代の、「贅沢の極み!!」。・・・・・



Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 モーツァルト、大ミサ曲、ハ短調・K426 states - 2011/06/29(Wed) 02:50 No.1226  

不肖私、半端なるディレッタントのひとりとして、
その高邁なる境地には未だ甚だ遠い道のりではありますが、
大いなる憧れと尊崇の念を持って拝読いたしました。

「美ハ冠玉ノ如シ」とは三島の好むところの揮毫ですが、
その字句を想起いたしました。

もう少し涵養された自分自身のなかで聴いてみたい、
そんな風に思いました。

ありがとうございます。


Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 モーツァルト、大ミサ曲、ハ短調・K426 ちゃぶ - 2011/06/30(Thu) 22:57 No.1227  

Calvadosさんには多くの名盤を紹介していただき
ました。今回も、きっと素晴らしい いや、凄まじい程の
名曲・名演に違いないと思います。

ネットでCDを購入したり、有料ダウンロードしたりも
しばしばしますが、できればCDショップで、手に取って
選びたいものです。熊本にはクラシックCDを潤沢に揃え
ているショップが無いのが残念。演奏会にしばしば行くの
は、時間的・経済的に無理にしても、ネット上で済ませる
のは味気ない。たぶん、無いだろうな と思いつつ、週末、
ショップで探してみます。


Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 モーツァルト、大ミサ曲、ハ短調・K426  Calvados - 2011/06/30(Thu) 23:08 No.1228  

 statesさん。
モーツァルトもこのあたまでくると、

 この作曲家が好きな人が多いようです。

 カラヤンのゆったりしたテンポが、
カラヤンにしては「大変珍しく」小一時間かかりますが、
一度機会があれば聴いてみてください。

 ゆっくりと、名曲の鑑賞といきましょう。

 返信ありがとうございました。


Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 モーツァルト、大ミサ曲、ハ短調・K426  Calvados - 2011/06/30(Thu) 23:16 No.1229  

 ちゃぶさん。
ちゃぶさん、御指摘のとうり熊本ではクラシックを
本格的に取り扱うお店が殆どないといっていいでしょう。

 私は先週、「新幹線で博多」まで行って
素敵な「CD」を手に入れてきました。

 やはり博多まで行くと、「品揃え」が違います!。

 でも「九州新幹線」が出来て、博多に行くのも随分楽になりました。・・・・・

 ちゃぶさん。学生の頃と違って、
今、年を重ねて聴く「クラシック音楽」もいいものです!。・・・・・

 返信ありがとうございました。


Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 モーツァルト、大ミサ曲、ハ短調・K426 Yoshinori Maeda - 2011/07/02(Sat) 15:51 No.1230  

もう2度も更新されておりました。
美しい料理はまるでカラヤンの音色のようです。

「大ミサ曲」アマデウスがめずらしくも、
注文を受けず自発的に作曲されました。が、
妻にめとるソプラノ歌手の歌声を知らしめるための楽曲のようです。
孤高の天才の人間味をみせてくれます。
コンスタンツェはそれほどの技量だったのでしょうか・・・・

バーバラ・ヘンドリックスの透明感のあるリリック・ソプラノは見事でしょう。
オペラだけでなくジャズも素晴らしい!

完成された「アニュス・デイ」はどのような音の色彩を魅せてくれたのでしょうか
本当に完成して欲しかった・・・・



Re:  「カラヤン・名盤より!!。」 モーツァルト、大ミサ曲、ハ短調・K426  Calvados - 2011/07/03(Sun) 13:56 No.1231  

 Maedaさん。
モーツァルトの妻、コンスタンツェは悪妻と言われることが多いのですが、

 この彼女の為に書かれた音楽を聴いていると、
悪女どころか、「聖女」としか思えないほどの、美しさに満ちていますね!!。

 モーツァルトのこれ程の音楽を書かせたのですから、
彼にとって、良き妻だったのでしょう!?。・・・・・

 コンスタンツェの為に書かれた音楽でもう一つの音楽は、
最晩年の傑作「アルベルム・コルプス」も
‘天上の音楽’といっていい見事な音楽です。(御存知のことでしょうが)・・・・・

 御指摘のように、アニュス・デイがどの様な音楽だったか?。
この当時乗りに乗っていたモーツァルトの腕前を、私達は永遠に聴く事は出来ません。

 ヘンドリックスのジャズですか!?・・・・・・・・
機会があれば、是非聴いてみたいものです。

 返信ありがとうございました。


 「伝説の’三ツ星’」 (カラヤン・ベルリン・フィル) 投稿者: Calvados 投稿日:2011/06/16(Thu) 23:21 No.1220  


 長きに亘り連載してきた、「遠謀のベルリン」!。

 カラヤンの経歴に、普段は書かれる事の無い「不の経歴」というべき話を書きました。

 しかしながら、カラヤン、ベルリン・フィルの実演は本当に‘凄かった’!。

 例えていうなら、・・・・ それは三ツ星!誉れ高きフレンチ・レストランで、
「熟練したソムリエ」が選ぶワインに酔いしれながら、

 順番に出されてくる料理に「舌打ち」し、
新たな発見と、驚きを、舌に走らせ、「感動させる」古くて新しいフレンチのコース!。


 ベルリン・フィルという「最高級の素材」を使い。
自身が表現したい料理(表現)を極限まで突き詰めた「至福の時間」!!。

 料理は(音楽は)シンプルで解りやすく、かつ「美しい」!。

 しかしそれを実現するためには、
最高級の「技術と技」が不可欠!!。・・・・・・・・

 単純に見える料理(音楽)でもそのソース(響き)を舌で(響き)探ると?。・・・・・

 そこにはその素材を(音楽)知り尽くした料理人(指揮者)にしか出せない「奥深さ」がある。・・・・・


 解る人にはどこまでも奥深さと「夢が広がり」。
初めての人には、その美味さ(美しさ)に「心惹かれる」。


 三ツ星の料理はテイクアウトで食べるのではなく、
お店の雰囲気!。「接客」を始めとする(レストランの入り口から出口)までの、「料理以外の御もてなしの心」。 これらが「一体」となって

 それが料理(音楽)の味を引き立て、
忘れられぬ!味となる。(忘れられぬ演奏会)とはそういうものだ!!。

 カラヤン・ベルリン・フィル!。
この様な、最高級の‘三ツ星レストラン’が「閉店」したことが、

 惜しまれて已まない!!。 ・・・・・・・・・



Re:  「伝説の’三ツ星’」 (カラヤン・ベルリン・フィル) states - 2011/06/18(Sat) 10:51 No.1221  

美しい経験や残像は、また時を経るごとに昇華純化され、
思い起こせば心動く思い出へ。
そして、かけがえのない心の支えとなってゆきます。

その一期一会、過去のその時間。
その時の空気、年齢、そして場所。
交わり響き合うそれらの思い出とともに。
それを積み重ねてこられたCalvados様に畏敬の念を
禁じえませんが、とても羨ましく思います。

故朝比奈隆氏の一文を抜粋して掲載いたします。

「美酒は口中に含めば、舌とともに溶けるが如く、
腹中に入れば、全身に滲み通るが如く、
回って酔となれば春風に乗るプシュケーの如く
飄々としてまさに羽化するの思いである。
 良き音楽を聴くのとまことに同断である。
クロイツァーが、ラフマニノフのコンチェルトを
弾くのを伴奏し一楽章終えた時、
銘酒の樽を満たした酒庫に入って
その香気に眩然とするような酔いを感ずるのが常である。 
 あれこそ音楽の奇しき力、トルストイが
悪魔の声であると恐れた音楽の魅力である。
 すべからく酔うべき美しき音楽に。」

ありがとうございました。
暫くは筆を折られ、
新編の構想を思いめぐらされることと察しております。


Re:  「伝説の’三ツ星’」 (カラヤン・ベルリン・フィル)  Calvados - 2011/06/18(Sat) 23:56 No.1222  

 statesさん。
朝比奈隆といえば。・・・・・・・

 「聖フロリアン」における名演を思い出します!!。

 八十過ぎてシカゴ交響楽団の客演に呼ばれるなど話題はつきませんが、
やはりベートーヴェンとブルクナーの演奏でしょう。

 もうあのようなスタイルの演奏でベートーヴェンを聞かせてくれる指揮者は、
本場ドイツやウィーンでも居なくなりました。

 しかしながら入魂一曲となれば、
あのフルトヴェングラーと並び、評される朝比奈氏!!。・・・・・・

 朝比奈さんの晩年、
主だった作品の数々を実演で聴く幸運に恵まれたことは、

 カラヤン同様、私は幸運だといわなければならないでしょう。

 何時も、丁寧な返信を頂き、
statesさんには感謝に堪えません!!。
ありがとうございました。


Re:  「伝説の’三ツ星’」 (カラヤン・ベルリン・フィル) ちゃぶ - 2011/06/20(Mon) 22:01 No.1223  

 旨い酒や料理を出す店は、どんなに本で読ん
でも理解はできません。そこに赴いて味わわな
ければ。

 音楽は、媒体やオーディオ機器の発達で、
家や車の中、STATESのカウンターでも
かなり感動できるのが、酒や料理とは少し異
なるところでしょう。

 しかし、演奏会での感動は、やはり格別です。
ベートーベンの第九は、何年も合唱団の一員と
して知り尽くしていたつもりでしたが、一昨年
の末、初めて客席で聴いた時、気付いたものが
多々有りました。楽器の構成や、各々の響きは
客席でしかわからないと痛感したものです。

 今回の連載を通じて、日本人が知らなかった
カラヤン像に接することが出来たのは幸せなこ
とです。この連載自体、クラシックファンの間
で伝説になっていると思います。
 生のカラヤン・ベルリンフィルを聞くことが
出来ないのはとても残念ですが、このコラムで
得た深い知識を背景に、カラヤンのスタジオ盤、
ライブ盤を沢山聴いて行こうと思います。

 連載を終え、充実した気持ちで旨そうに美酒
を味わわれるCalvadosさんの輝かしい
表情を思い出します。お疲れ様でした。そして、
ありがとうございます。


Re:  「伝説の’三ツ星’」 (カラヤン・ベルリン・フィル)  Calvados - 2011/06/21(Tue) 23:17 No.1224  

 ちゃぶさん。
プロのオーケストラには通常、

 リハーサルなどで響きのバランスを確認するスタッフがいるものです。
音響が良いホールなどでは、

 金管楽器のセクションなどは、わざと早く吹き出したり、
遅く吹き出したりと、あくまでお客様が聴く客席で
オーケストラがバランス良く響いているような「工夫」をするものです。

 第九における合唱団として、活躍されてきたちゃぶさんにとって、
客席で聞くベートーヴェンは格別なものが有ったのもうなずけます!!。

 シャンパンにカットフルーツの盛り合わせ!!。
正に、カラヤン・ベルリン・フィルのような「取り合わせ」でした。

 また間を措かず、チョコチョコ更新しますので、よろしくお願いします。

 返信 ありがとうございました。


 「遠謀のベルリン」 帝王カラヤンへの道! その三十八  「最終回」 投稿者: Calvados 投稿日:2011/06/02(Thu) 23:56 No.1216  

 
 この公演の情報はすぐベルリンへ打電された。
西ドイツ首相はすぐさまベルリン市長に連絡を取り、

 西ベルリン市議会を召集、市議会での承認をへて、カラヤンは晴れて「正式に、ベルリン・フィルの主席終身指揮者」となったのである。


 ベルリンの空港ではベルリン市長以下、関係者がたった今到着した飛行機から降りて来る、
カラヤン、ベルリン・フィルの一行を出迎えた!!。・・・・・・・

 タラップを降りて来るベルリン・フィルのメンバーには温かい拍手が送られ!。

 最後に下りてきたカラヤンに西ベルリン市長が近づき二人は固い握手を交わした!!。


 「西ベルリン‘市民’を代表して、フォン・カラヤン!。
貴方をこの歴史あるベルリン・フィルの主席指揮者としてお迎えできることを!、
 ‘歓迎する’!!。」・・・・・・・・


 1989年、カラヤンは世を去る!!。
奇しくも、同じ年の秋、ベルリンの「壁」は壊されドイツは「悲願の統一」を果す!!。

 最後に一つのエピソードを御紹介して終わろう!!。

 NHKが放送した、東西ドイツ統一のドキュメンタリー番組で、
当時、東ベルリンでドイツ歌劇場のヴァイオリンの「コンサート・マスター」をしていた人が、
統一後、ベルリン・フィルの試験を受け入団した。

 彼は東ドイツ統制化で、自由や制約を受ける苦しい環境で演奏を続けた。
その時代の唯一、彼のこころの支えだったものは、

 「闇市」で手に入れた、カラヤンがベルリン・フィルを指揮した、レコードRシュトラウス「英雄の生涯」の演奏だった!。・・・・・

 その演奏こそが、闇の時代の「自由の光」だったという。・・・・・


          完!。



音楽の喜び states - 2011/06/03(Fri) 09:25 No.1217  

楽譜販売量がヒット指数だった時代の音楽・・。
蝋燭で譜面台の楽譜を読んだころ・・。
宗教観や神話的世界観に裏打ちされた心のうごき・・。

守られてきた伝統と誉れ高い矜持が、
感動を呼ぶ演奏を紡ぐのでしょうか。

それらに接した時の喜び。
本物に、今、接するときの喜び。

「一億円の再生装置よりも、一回の名演の客席をとれ」のCalvados様のお言葉の裏打ちとなるような、
奇跡の史実ですね!

ありがとうございました。
長い連載、感謝いたします。

ただ、名残惜しい気持ちも強く残ります。


Re:  「遠謀のベルリン」 帝王カラヤンへの道! その三十八  「最終回」 Yoshinori Maeda - 2011/06/03(Fri) 22:14 No.1218  

カラヤンは、生きているうちにレジェンドになりました。
そのカラヤンの生きざまは見事としか言いようがありません。

誇りと命をかけたアメリカ公演は、
ヨーロッパの厚味、いやカラヤンの次世代の音楽を見せつけることで、
一躍時の人となります。

クラシックのコンサートは、実演に勝るものはありません。
消えてなくなる芸術だからこそ、
カラヤンは此処まで進化させえたのかもしれません。

カルヴァドス様らしい機知にとんだ見事なコラムを、
毎回読むことができる幸運を喜ばずにはいられません。



最後まで楽しませていただきました ちゃぶ - 2011/06/04(Sat) 17:29 No.1219  

きっと、カラヤンの長らくの大ファンの方
でさえ、初耳のエピソード満載だったと思い
ます。毎回、読んでいて幸せでした。長らく
の連載お疲れ様でした。

 カラヤンが頂点を極めたところで終えられ
ましたね。
 岩城宏之さんが日経新聞に連載された「私の
履歴書」を思い出しました。指揮者デビュー
して、指揮台に乗ったところで終わります。
あまりに唐突だったので「こりゃあ、日経の
担当者と衝突して打ち切ったな」と、下世話
なことを思ったのですが、実際は「それ以降
を書くと、自慢話が多くなる」と岩城さんが
判断されたゆえだとか。

 この掲示板を通して、また、カウンターで、
素敵なお話をしてくださったり、私の素人極
まりない質問に親切に教えてくださった
Calvadosさんに感謝です。
 また、STATESの店内で、数々の素晴
らしい曲をかけてくださり、時には貴重なコ
レクションを貸してくださったstates
さんにも感謝しています。

 Calvadosさんの次作も楽しみ
です。大作続きでお疲れだと思いますけれど、
連載ではなく、軽いエッセイでも良いから、
またCalvadosさんの文章に近々触れ
てみたいものです。



 「遠謀のベルリン」 帝王カラヤンへの道! その三十七 (最終章) 投稿者: Calvados 投稿日:2011/05/19(Thu) 20:29 No.1210  

 ベルリン・フィルの実演(カラヤン指揮)を何度も聴くと、
オーケストラの響きは、下の方「地の底」から湧き上がるように上へと昇り、

 ホールの天井を伝わって、下へと下りて来る。
それはまるで夜空に大きく開いた花火が美しく開いた後、
花びらの様な火の粉が、静かに‘ゆっくり’と地上に落ちてくるように「音が降り注ぐ」。

 この時の公演がどうだか知る手立てはないが、
この頃の、ニューヨーク・フィルや他のアメリカのオーケストラの録音から、
 アメリカのオーケストラは全般的に「音を前へ」、前へとドンドン吐き出すように響かせる傾向にあった。


 ホールに来た聴衆には、この湧き上がり天井から下りてくる響きは新鮮に写った。
そして最後の「ワーグナー」に至っては、まるで夢のような響きに包まれたのである!!。・・・・

 これまでの、「前方から来る風」のような響きとは違い、
ベルリン・フィルのサウンドは人を全身で包み込む「包容力」のような響きで「聴衆を魅了した」!。


 本番前に、カラヤンは楽団全員に伝えた。
「どうやら、我々は‘赤狩り’の容疑で検挙されるらしい」。

 「公演後、どうなるか分らない?、
しかし諸君!、胸を張ろう、ワーグナーを演奏して検挙されるなら、
アメリカの掲げる、自由と開放とは何だろう?それは偽物であ事の証明でしかない」。・・・・・

 案の定、演奏が終わったステージの袖には、正装こそしてはいる者の、マッチョな体型から警官らしき人達が待ていた。

 背中に‘浴びるような拍手’を浴びながら、ステージ袖に戻ってきたカラヤンに、
「お待ち申し上げておりました。」と警官らしき人物から声がかかる!。

 カラヤンは覚悟して!、「抵抗はしません、楽団員は私の指示でワークナーを演奏しました」。・・・・・・


 「これより、貴方をはじめベルリン・フィル関係者全員の‘身の安全と警備’を、
我々FBIが責任を持って担当させていただきます」。

 「西ドイツが世界に誇る文化の財産を警備できることは、我々合衆国の誇りであり、勤めです」。・・・・・


 カラヤンは傍に立つ‘ホールの支配人’を見て近づき、話そうとした。 すると・・・・・・

 「聴衆も、オーケストラも君を待っている。 さ〜戻りたまえ!!‘ステージ’へ!」。・・・・・・・

 カラヤンが戻るわずかな時間の間に、会場は「スタンディング・オベレーション」に変わっていた!。

    続く!。


芸術はすべてを越えて states - 2011/05/20(Fri) 08:47 No.1211  

手に取れる目に触れる「史実」に
あらわれていない「事実」は、
時として大きな感慨を呼ぶものですね。

まるで映画のワンシーンのようです。

ワイマール管弦楽団が
公演で熊本にやってきたとき、
やはり「タンホイザー」を演奏してくれたのですが、
そのときに音が「降りそそぐ」というよりも、
音がさざ波となって左右上下から降り来て、
「・・・三半器官がすこし壊れた」感じが致しました。
それは決して不快なものではなく、
心揺さぶるような「美」の波状攻撃でありました。

イデオロギーの違いや糾弾対象であるやなしやや、
はたまた民族の違いや、国境紛争、宗教の違いや・・
いろいろな事実、考えの違いをこえてゆく
音楽のちから。
その音楽に身を浴すことのできる幸せに、
こころから感謝をしたいと思いました。

ありがとうございました。


Re:  「遠謀のベルリン」 帝王カラヤンへの道! その三十七 (最終章)  Calvados - 2011/05/22(Sun) 00:30 No.1212  

 statesさん。
実に感動的な話です、アメリカは広くそして狭い!。

 戦後実に多くの日本人がカネーギー財団の招きで訪米し、
アメリカの最高機関で勉学に励みました。

 その人達は、戦後日本の復興には書かせぬ人材となって帰国し「主権国家・日本」の復興に尽くしました。

 今でもなお、ユダヤ問題は毎週のようにCNNのニュースで流れてきます。
政治と宗教、それを「信仰」と言い換えても良いのですが。

 合衆国の持つ「他民族」国家の宿命と建国の理想が、
アメリカを偉大な国家に押し上げ、
同時に巨大な「負の遺産」を背負うという会い交えない矛盾が同居しています。

 音楽に何が出来るか、日本のこの震災で各音楽家の自問したように、
カラヤン、ベルリン・フィルは演奏することで、
ユダヤ問題に一席投じ、血塗られたワグナーの音楽を救った「ブリュン・ヒルデ」となったのでした。・・・

 返信ありがとうございました。


Re:  「遠謀のベルリン」 帝王カラヤンへの道! その三十七 (最終章) ちゃぶ - 2011/05/22(Sun) 12:57 No.1213  

カラヤン・ベルリンフィルの音の描写・表現が
美しいですね。目に浮かぶ 耳に浮かぶ?
実際に音が聞こえてくるようです。

後半は、STATESさんもお書きのように、
映画のようにドラマティックな展開ですね。
追われる身から、保護される身へ一転。

流転の北京で、事実はフィクションを超える
展開をすることがあること、国家や民族の対
立の問題は根深いことを示し、教えていただ
きましたが、ここでもそういったことは共通
していると感じます。
もうひとつ、大きな共通点は、Calvados
さんもカラヤンも、強い意志を持ち、また、
人のためになることをしようという善意をお
持ちだったこと。これが、奇跡のような展開
を生み出したのだと思います。

次回をまた楽しみにしています。


Re:  「遠謀のベルリン」 帝王カラヤンへの道! その三十七 (最終章)  Calvados - 2011/05/22(Sun) 22:51 No.1214  

 ちゃぶさん。
私達が音楽を聴くという行為その物が、

 スピーカーからだということは、極めて重要で、
音楽は当然のことながら、スピーカーからしか流れてきません!。

 音楽は昔は「実演」で聴きその響きを楽しんだものです。
オーケストラのサウンドは極端にいうなら、
「実演で聴く」のが最も適していて、

 オーディオで聴くのに適しているとは思いません。
指揮者の演奏を評価するに当たって、
再生機で聴き判断することは「不可能」といっていいでしょう。

 しかしながら、それでもオーディオで聴かねばならぬ「今の時代」では、
カラヤン・ベルリン・フィルで聴く音楽は贅沢というべきものです。

 カラヤンの実演は、フルトヴェングラーを軽く超える、
「スーパー・名演」連続でした。

 カラヤンが死んで、今少しずつライブ盤が発売されていますが、
「驚くべき・名演の数々です」。・・・・・・・・


 私は日本でこのような事実を素直にいうと。
普通の日本人はまず「大いに疑い・信じません!」。

 先ずはライブ盤で一曲聴いてみるのが早道でしょう。

 さて話が大きくそれましたが、次回がいよいよ最終回となりそうです。

 返信ありがとうございました。

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