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今。
とても憂慮すべきこと。
仕方ないね。
それは、
カウンターインサイドでも、
そこはかとなく
しかし歴然と、
感じること。
「Bar」
僕にとって、思い返せば
子供の頃からの憧れだった。
親父とお袋が、一軒家の階下で、
愉しそうだった。
今から思えば、朝から、
sweet & sour mix を
鍋にかけてた香りが、
階段を登ってきてた。
休みの日とかは、
その香りを嗅ぐまで、
外に遊びに行かなかった。
だって、
物凄く楽しい香りに思えた。
お偉いさんの兵隊さんが
店に来てるときは、
学校帰りの僕には察知できた。
店の前にMP が居たから。
彼らはイカツイ顔だ。
イカツイ顔のまま、僕が近づくと
いつものように
クラッカージャックをくれた。
足元の紙袋を
指差すだけなんだけど。
apollo 11 が月に立ったとき、
階下は朝から岩国Baseの門限まで。
米兵たちはうれしそうだった。
時を経て、
僕は二十歳で店を始めた。
早々に吃音に悩まされた。
お客様の帰りしな、
物凄く物凄く感謝しているのに
「有り難うございます」
の、最初の音の「あ」が、
出てこない…
全ての事に足りない自分に、
こんな分かりにくいところに
足を運んでくださる方々に、
物凄い感謝や
自分に対する落胆や、
喉から手が出ている探求の心が
錯綜して…
Barって。
すごいよね。
心がある。スマイルと真剣だ。
Barは、いいね。
Bar文化の理解者が、
そのドアを開ける勇気を持つ。
今夜は早仕舞いなSTATESでした。
しかし、うちの松山くんは、
店内の真鍮を、金塊に変えました。
磨きに磨いて。
皆様、もう少しの、
もしかしたら、もうちょっとの、
我慢ですよ!
Barの扉は、あなたの為に、
怠りはありません。

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